2008年 03月 25日
歌舞練場 |
最近連続して7-8冊、浅田次郎を読んでます。とくに「プリズンホテル」には見事にはまってしまいました。浅田さんには「輪違屋糸里」という京都の花街をテーマにした小説もあります。輪違屋は京都島原に現存する「置屋(現在はお茶屋も営む)」さんです。建築は文化財に指定されていて、「こまがえし」の格子が連続する見事な町家です。現在の京都の花街というと、上七軒・祇園甲部・祇園東・先斗町・宮川町の五花街といいますが、昭和50年代まではやはり島原がダントツのナンバーワンだったようです。輪違屋さんへ間違っても行けるわけはないので、まずは昼の花街を散歩しましょう。
この写真は現在の花街の代表格、祇園にある歌舞練場です。6層の上に更に楼閣のついたとてつもなく大きな施設です。舞妓・芸妓さん達が歌舞音曲を稽古する場所です。先斗町にも鴨川に面した立派な歌舞練場があります。舞妓さんや芸妓さんは大勢いるわけではないのでしょうが、お稽古場は別格な規模です。(南座より立派です)
向かいはもうお茶屋さんが連続します。電柱や電線が見えないだけで随分和みます。この祇園地区や花見小路、少しごみごみしていますが先斗町など、京都の最も美しい町並みの一つだと思います。
土曜日の祇園、中央競馬会のガードマンがいっぱいです。祇園馬券投票所、世界遺産の町に必要なのかしら?くわえ煙草で競馬新聞に夢中な人を見ていると火事が心配でなりません。


土曜日の祇園、中央競馬会のガードマンがいっぱいです。祇園馬券投票所、世界遺産の町に必要なのかしら?くわえ煙草で競馬新聞に夢中な人を見ていると火事が心配でなりません。
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by shinmemo0417
| 2008-03-25 23:13
| Kyoto
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