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一旦大阪から戻り、翌日、伊丹空港から箕輪市彩都に向かいました

岐阜県側の檜の生産地「加子母村」は、ここでも何回か紹介した天然美林を持つ裏木曽と言われる地域。伊勢神宮の式年遷宮には、加子母の天然檜が使われる。この村の主役は中島工務店、檜の山を守り、木こりや大工、製材所から商店まで何でも面倒を見ている。

前にも紹介したが社長の中島紀于さん(僕は加子母のターザンと呼んでいる)と、ランプの宿「付知峡渡合温泉旅館」で過ごした素朴な体験は忘れがたい。建築会社としても社員も多く、加子母村以外にも名古屋、東京、神戸、大阪など支店も多い。その大阪彩都支店のモデルハウスが完成し、お祝いにやってきた。


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関西の岐阜県人会も兼ねる彩都支店は、3つのモデルハウスを持つ。三つ目、最後の一つが完成した飛騨の匠館「Yakata」と呼ばれる。加子母の宮大工達によって建てられた伝統の木組み、当社の木製サッシも含め全て檜の無節(無地)で作られた贅沢な空間だ


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平屋のYakataがいよいよ関係者に公開された。岐阜県人会や関係者も多く集まり、伝統的な木遣りで始まる竣工式


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内部の様子も少しだけ。各班に分かれ10名ぐらいづつで説明を聞く。まずは建設に至る概要を、関西統括の鷲見取締役から聴く


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全ての材料、仕様、仕上げが綿密の計画されている。素材も各分野の一流品、あるいはここのための特注品


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我々に求められた木製サッシも、檜集成材の無地を使い、ご覧のように引き分けられた窓がコーナーで全開する。閉めるときは左の木製サッシに右側を受ける柱状の方立が付けてある。極めて難しい収まりだ


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その詳細を説明する鳴海大阪支店長、熱が入る


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天井の和紙もここのための特注品、白銀が3方、黒灰が1方と、シンメトリーにならない配置は和風の伝統的スタイル。建築だけでなく、開いた木製サッシの外部空間全てに、庭と植木と石と水が計算され尽くして配置されている。贅を凝らした中島工務店が世に問う、新モダンの平屋和風モデルハウス「Yakata」。2億円とも噂されるが、皆さんはどう感じられました?

by shinmemo0417 | 2019-05-23 10:05 | wood&garden | Trackback | Comments(0)

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