備前の宝 閑谷学校(しずたにがっこう)
2005年 09月 20日
ここのすべては、見事なランドスケープデザインだった
昨年岡山空港タクシーのM運転手にやっと「閑谷学校」へ連れて行ってもらった。岡山へ行くときはいつでもこのMさんが運転してくれる。時間が出来ると不思議な市場へ案内してもらったり、Mさんの好きな焼酎などをお土産に持たせてくれる。「閑谷学校」は一度行きたくて、何度もMさんへ話していた。いよいよ9ヶ月の仕事も終わった岡山滞在最終日にやっと訪れることができた。「閑谷学校」は想像をはるかに超えたすばらしい場所だった。岡山が世界に誇れる、備前の宝だと思う。
自然の起伏にあわせ生き物のように美しい曲線を描く石垣。この見事な石垣の美しさは国内においては他の追随を許さない。
鶴鳴門からみる、一対の「楷(かい)の木」 。まことに見事。ランドスケープデザインのハードだけでなく、ともかくソフトが秀でている。人材育成に熱心だった池田光政候の起こした藩校、武士の子供だけでなく、農民でも誰でも入学できたという。日本で一番古い庶民のための公立学校、様々な人物が輩出された。併設された資料館に詳しい。
写真はいずれも備前市観光課のホームページから。「楷の木」は中国曲阜の孔子林の実をとって育てこの地に移植されたと伝えられているそうである。桜ばかりが際だつ日本、まだまだ奥が深い。11月の初旬が見頃という。私が訪れた12月は「楷の木」も葉を落とし、それはそれは静かな空間だった。
昨年岡山空港タクシーのM運転手にやっと「閑谷学校」へ連れて行ってもらった。岡山へ行くときはいつでもこのMさんが運転してくれる。時間が出来ると不思議な市場へ案内してもらったり、Mさんの好きな焼酎などをお土産に持たせてくれる。「閑谷学校」は一度行きたくて、何度もMさんへ話していた。いよいよ9ヶ月の仕事も終わった岡山滞在最終日にやっと訪れることができた。「閑谷学校」は想像をはるかに超えたすばらしい場所だった。岡山が世界に誇れる、備前の宝だと思う。
自然の起伏にあわせ生き物のように美しい曲線を描く石垣。この見事な石垣の美しさは国内においては他の追随を許さない。
鶴鳴門からみる、一対の「楷(かい)の木」 。まことに見事。ランドスケープデザインのハードだけでなく、ともかくソフトが秀でている。人材育成に熱心だった池田光政候の起こした藩校、武士の子供だけでなく、農民でも誰でも入学できたという。日本で一番古い庶民のための公立学校、様々な人物が輩出された。併設された資料館に詳しい。
写真はいずれも備前市観光課のホームページから。「楷の木」は中国曲阜の孔子林の実をとって育てこの地に移植されたと伝えられているそうである。桜ばかりが際だつ日本、まだまだ奥が深い。11月の初旬が見頃という。私が訪れた12月は「楷の木」も葉を落とし、それはそれは静かな空間だった。
Commented
by
mesinosuke
at 2005-09-21 10:27
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私の父は岡山出身でした。
が、このような場所があることは知りませんでした。
岡山取材もしたこと、あるんですけど……。
が、このような場所があることは知りませんでした。
岡山取材もしたこと、あるんですけど……。
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わたしもこんなにすばらしいところだとは思いませんでした。次回機会があれば載せますが、建築もいいんですよ。瓦は全て備前焼でした、おまけに凄い工夫が.....
by shinmemo0417
| 2005-09-20 23:47
| Travel&Railway
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Comments(2)