加子母という神宮備(美)林を持つ、日本の宝
2013年 10月 25日
岐阜県の北部、中津川から約1時間北側に「加子母(かしも)村」があります(今は中津川市と合併)。木曽福島などの木曽地方に対して裏木曽とよばれ、林業が盛んで、良質の檜の山を持つ村として有名です。今回で3回目、加子母に惚れてしまいました。
これは檜でなく近在にも鳴り響く「加子母の大杉」、優に1000年を越すそうです。
直径は4mを越します、お化けです。幹から出た枝が普通の大木の幹ぐらいあります。地下水脈が真下を通っていてゴーゴーと水を吸い上げていて全くもって元気そのもの。次の千年なんて軽いでしょう。
180センチを越す大男が前にいますが、この写真でスケールが少し理解してもらえそうです。
今回で3回目の加子母ですが、中島工務店の中島紀于さんにお願いして、2度目の神宮美林へ入らせてもらいました。この写真は天然の檜、400年ぐらい経った木だそうです。冬寒い(マイナス15度)のに意外と雪が少ないことが良質な檜の生育環境に合っているそうです。
これは檜の森に生えていた「栃(とち)」の大木、優に800年を越します。
山の中を歩いて約1時間、今回目指していた目標の一つ「千年檜」です。直径2m弱の美しい大木です。千年を超す檜の天然林を持つ森は、日本中で既に加子母だけになってしまいました。
この国有林の森は加子母の人達によって大事に守られています。今年が伊勢神宮の20年にいっぺんの遷都、数年前にこの森から伐採された天然檜の白木で出来ています。次回の調査が既に入っているそうです。
この国有林の森は加子母の人達によって大事に守られています。今年が伊勢神宮の20年にいっぺんの遷都、数年前にこの森から伐採された天然檜の白木で出来ています。次回の調査が既に入っているそうです。
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j-garden-hirasato at 2013-10-26 22:24
国内にも、
こんな林(森)が残されていまいたか。
「加子母」という名前も、
今回、初めて知りました。
まだまだ日本も広いですね。
こんな林(森)が残されていまいたか。
「加子母」という名前も、
今回、初めて知りました。
まだまだ日本も広いですね。
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shinmemo0417 at 2013-10-27 21:47
by shinmemo0417
| 2013-10-25 00:47
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