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No.80 京都「二葉」

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京都の清水寺から茶碗坂と呼ばれる新道を通らずに北へ折れていくと三年坂(三寧坂)に出会います。ここが中々いいのです。一般に京都市内はフラットですが北山・東山の麓はかなり急傾斜。その急坂にべったり町屋がくっついてます。おまけに品のいい清水焼の茶碗屋や飲食店が軒を連ねます。
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三年坂を越すと二寧坂、その途中の「二葉」という蕎麦屋で昼飯です。京都の蕎麦屋、東京と一番違うのがお客筋、殆ど女性です。このときは僕等以外男性はゼロ、着物のおば様方にジロリと睨まれ、なんとなくバツが悪く緊張です。
頼んだのは温かい蕎麦、店で「もり蕎麦」を食べている人が一人もおらず、何となく引っ張られるように温かい蕎麦を頼んでしまいました。お酒も控え、写真も撮れない雰囲気でした。お蕎麦は、薄味かな?と二口、三口、とんでもなく出汁がしっかりきいていて旨いのです。
関西は蕎麦より"うどん"とよく言います。ところが京都は意外と蕎麦屋さんが多い街で、伏見神社の参道などは「きざみ」と呼ばれる油揚げの短冊がびっしりのってる「たぬき(きつねの事をたぬきと呼びます)蕎麦」屋さんだらけです。
京都の代表的蕎麦は何と言っても「にしん蕎麦」、きざみも含め、温かいお蕎麦が似合う街なのかもしれません。
Commented by j-garden-hirasato at 2009-10-31 05:18
自分は温かい蕎麦の方が好きなので、
信州では、肩身が狭いです(笑)。
所変われば…、面白いですね。
Commented by shinmemo0417 at 2009-11-01 22:58
温かい蕎麦、とくにシンプルな「かけ」はメジャーですね庭園さん
蕎麦のコシと旨味で勝負の「もり」にくらべ出汁とバランスが勝負です
京都は東西のバランス強弱のバランスなど微妙な文化なので余計に「かけ」が上手です
by shinmemo0417 | 2009-10-30 10:29 | soba&noodle | Trackback | Comments(2)

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by shinmemo0417
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